特別支援の不思議な世界

高校教師だった私が特別支援学校勤務をきっかけに知ったこと考えたこと

肢体不自由

「自分でストレッチ」を育てる

知的障害と肢体不自由の生徒を担当したときのことである。ひどい拘縮のため、右手がほとんど使えない生徒だった。右手の拘縮は身体全体のバランスにも影響を及ぼし、歩行姿勢が安定しない生徒だった。 素人の浅知恵で、覚えたての動作法を用いて関節を伸ばし…

側わん症について

新型コロナウイルス感染症拡大のため、学校の始まりが遅れているが、今年度は側弯のある生徒を担当することになっている。側弯のある生徒については、前任の支援学校でも担当したことがあるが、手術によってかなり改善された生徒だった。今年度の生徒はまだ…